2012年3月10日ひこね市文化プラザ メッセホールにて
13:30~16:00
スリランカ出身のにしゃんたさんの落語とお話、
ハナジョスのガムランとワヤンの2公演でした。
にしゃんたさんには初めてお会いしました。
すらりとした男前に、黄色の着物がよくお似合いでした。
途中からだったので一部しか聞いていませんが、
外国人が日本に増えている現状、未来の展望、どう捉えていくべきか
というようなことを、笑いも交えながら語られ、
その後落語に入っていきました。
ちなみに、私は袖で聞かせてもらおうと下手の袖にいましたら、
にしゃんたさんがこちらをむいて、
「ちょっとあんた、袖からみんといてくれるか、気ぃちりまんねん!」と。
お客さんがどっと沸いていたし、お!ネタにしてくれたのかな・・・?
と思ったら、どうも本当に袖から見られるのはあかんかったみたいで。
落語のマナーとしてよくないことをしてしまったのかな・・・・?にしゃんたさん、ごめんなさいぃぃ。
ハナコは落語好きです。
聞き手の想像力を膨らませ、
ぷんぷん匂うオチから、どひゃーそう来る~というオチまで、見事に語りで連れて行ってくれる
ほんまに素晴らしい芸です。
にしゃんたさんの落語も、関西ののりでかつスマートな感じで、おもしろかった。会場大うけでした。
うどんやで、英語のメニューがあり、moon watching(月見)とか、newhalf up(釜あげ)
など、むちゃくちゃな表記や~!という話から、
町内で、外国人が増え、フランス人のシュランネンが町長になった、という話。
知らんねんとかけるんやろうなぁと思ったらほんまにそうやからうれしいんですよね。おもろい~。
ひねる笑いも面白いけど、まったくひねらんのもまた最高にオモロイんですよね。
にしゃんたさんとぜひお近づきになりたく何度となく接近を試みましたが、
きびきびとした方で、しゃーっとやってきたしゃーっと帰ってしまわれました。
やはりお忙しい方なのかな~。またお会いできるときがあれば嬉しいです。
ハナジョスは、この日滋賀県のガムラングループティルトクンチョノの日比さんにも
演奏を手伝っていただき、60分の公演を無事終えました。
にしゃんたさんがどっかんどっかん笑いをとるんで、うちらどうなんねやろ~と心配でしたが、
お客さんあたたかかったように感じました。どうやったんかな?
彦根をゆっくりと満喫し、かんぽの宿でお風呂でも・・・・。
と夢みながら、一路茨木を目指しとんぼ帰りとあいなりました。
会場で試食で配られた馬肉の燻製(この地域の被差別部落で食べられていたものという紹介でした)
をお皿いっぱいいただき、スモークの香に包まれながら車内でローフィとおしゃべりしつつ、
帰りました。ローフィ超感動してた。肉好きやからなぁ。