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ーイベントのお知らせー
ガムランネット・ジャパンウェスト公演
生命の水はどこにあるのか?
2011年7月24日(日)14:00開演
浜松市楽器博物館アクトシティ浜松音楽工房ホールにて
foto by Naoya Inui
■演目
デウォ・ルチ~生命の水を求めて~
■出演
ダラン(人形遣い):ローフィット・イブラヒム
パンジャ(人形遣い補佐):スマルヨノ
プシンデン(女声):ワヒュー・クリスナワティ
ガムラン:ガムランネット・ジャパンウェスト+アナント・ウィチャクソノ
入場料(両日とも):大人2000円、学生1000円
(2日通し券は大人3000円)
(未就学のお子様は、入場をご遠慮頂いております。)
会場:アクトシティ浜松音楽工房ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター
問い合わせ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)
ローフィット・イブラヒム
インドネシア芸術高校から、インドネシア芸術大学上演芸術学部伝統音楽学科(ISI)
に進み、ISI 芸術団のメンバーとして、フィンランドのアジアフェスティバルに参加。
同大学を2004 年に卒業し、パクアラマン王宮の楽団に入る。2005 年より日本在住。
佐々木宏実とガムラン・ユニット「HANA ★ JOSS」を結成し、ダラン(影絵人形遣い手)、
演奏家として公演、ワークショップ、音楽指導を行う。ジョグジャカルタ出身。
ワヒュー・クリスナワティ
女性歌い手プシンデンとして、プランバナン寺院でのジャワ舞踊公演や、作曲家
ヴィンセント・マクダモットのオペラに出演するなど、伝統音楽にとどまらず、ガムラン、
舞踊、ワヤン、現代曲など数々の公演に出演。
スマルヨノ
ダランとしてインドネシア国営ラジオ局、またBBMラジオ局などでワヤン放送公演を
行うほか、村の感謝祭、儀礼などにも招かれ、活躍中。
アナント・ウィチャクソノ
ダランとして幼少の頃から数多くの舞台に立つ。動物たちが主人公の民話を題材にした
ワヤン・カンチルを自由な発想で蘇らせ、ワヤンを用いたアニメーションにも取り組み、
インドネシア独立を題材にした作品がオランダ各地の美術館、博物館で上映されている。
ガムランネット・ジャパンウェスト
東は岐阜県、西は岡山県にいたる広い地域のガムラン・グループに所属するメンバーが寄り集い、単独グループではできない意欲的な公演にチャレンジするグループとして結成された。2006 年のジャワ島中部大震災の文化復興支援組織「ガムランエイド」の活動のなかから生まれ、2006 年のチャリティコンサートなど、これまで多くの演奏機会をもっている。
2009 年にはメンバー有志が、被災地であるジョグジャカルタ州スレマン県スモヨ村を訪問し、
ローフィット氏、ワヒュー氏、スマルヨノ氏と共演したのがきっかけとなって、本公演が実現した。
中川 真 なかがわしん
1970 年代後半より関西においてガムラン合奏団を組織し、公演、啓蒙活動を続けてきた、日本におけるガムラン実践の草分けの一人。インドネシア芸術大学との交流を深め、多くの国際共同公演を実現して文化交流に尽くし、2007 年にインドネシア政府より表彰される。
2003 年に小説『サワサワ』を上梓、他に『平安京 音の宇宙』(サントリー学芸賞などを受賞)などの著作がある。大阪市立大学教授。